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本堂屋根替え

投稿日:2015年07月23日 作成者:


こんにちは!

静岡一、安心な工務店をめざし
天然素材を使った健康住宅をお客様に提供する。
有限会社丹澤建設 二代目、丹澤光一です。

屋根替え、銅板屋根、お寺

鋼板屋根は瓦屋根の約1/10です
あなたはこの数字の意味が分かりますか?

東日本大震災が起きて4年ほどが経ちます。
まだまだ復興にはかなりの時間が掛りそうですね。
私が経験した大きな地震は小学5年生の時で
皆一斉に机の下に隠れました。その時私は右足を
骨折していたので、隠れるのに大変苦労した事を
思い出します。

その頃から東海大地震が騒がれ出され、避難用に
防空頭巾が必須アイテムになっていました。
それから私の妹の頃にはヘルメットに替り、
着用が義務化され今でも私の地域の小学校生
はかぶっているんです。

あれから40年近くたちましたが、
肝心の東海地方では起きず
別の場所で多くの地震が
大変な被害を及ぼしていますね。

昔から問題視されていたので静岡の建築物の耐震化は
他の県よりかなり進んでいます。

各市街の補助金体制も整っているのです。
私の会社でも毎年3棟以上、耐震工事を受注しているので
かなり耐震化は普及していることが実感できます。

私は以前、築50年鉄筋コンクリート造の本堂屋根変えを頼まれました。
もともとは瓦葺きの屋根ですが50年前の鉄筋コンクリート造・・・
地震のことを考えると瓦葺から銅板葺きに変えることにしました。

私は以前から寺院は瓦、神社は鋼板そんなイメージできましたし今
でもそう思っています。大地震が起きてもおかしくない場所
そうなるとどうしても軽い屋根を選択してしまいますよね。

なぜなら瓦葺と銅板葺の重さはかなり違うので躯体に対する負担が
かなり軽減されると考えたからです。
ちなみに日本瓦の重さは約165kg/坪、鋼板屋根は約17㎏/坪なので

瓦屋根から鋼板屋根にすることで約1/10軽くする事ができました。

ちなみに瓦屋根悪い訳ではありません、構造計算がしっかりされているので
倒壊する恐れはほとんどありませんし瓦屋根の場合釘で固定されているので
ずれることも無いと思います。

悲しいかなコストの面と最大の理由である重量と落下の危険性の面から
敬遠されてしまいます。
イメージと言うのは怖いものですね、私もイメージは大切にしています。

住職さんからもう一つの注文が屋根の形を良くしてくれでした。

そのため屋根の下地を1回全て剥がし下地からスタート、今回は軒先が
コンクリートスラブなので、軒先廻りを重厚に見せるための下地作り、
大屋根のたるみ(曲線)も替え屋根全体に厚みを持たせ何とか
住職さんに気に入ってもらえる屋根の形ができました。

「丹澤さん、いい形だね~」
そう住職さんからねぎらいの言葉をいただき
私の心の中では「よっしゃー」の言葉が響きました。

社寺、仏閣は軒先の反りが大工の腕の見せところ、私の息子も
三重の塔を建ててみたいと、仕事が終わっても工場でその日の為に
日々修練に没頭しています。

丹澤建設の家造りは天然素材から放出される成分を
全身で感じてもらい住んでいる人が幸せで暮らせる
そんな家造りをモットーにしています。

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古民家再生への想い

投稿日:2015年07月18日 作成者:


こんにちは!
静岡一、安心な工務店をめざし
天然素材を使った健康住宅をお客様に提供する。
有限会社丹澤建設 二代目、丹澤光一です。

無垢の木は何年経っても削ると木の匂いがします。

古民家再生,天然素材,無垢材

「この家を向うの土地に持っていけるかな~」
こんな言葉から古民家移築計画は始まりました。

Hさんのお宅は古くからのみかん農家
広い敷地の中心にその古民家は江戸時代後期から
そこにたたずんでいるそうです。

母屋が国のプロジェクトの計画に入ってしまい
立ち退く事になりHさん一家は近くの代替え地へと
移転しなければならない事になってしまったのです。

Hさんのおじいさんは先祖代々から
住んできた母屋への強い思いがあり
どうしても残したい
家族に懇願したそうでした。

私は以前父に付いて文化財の山門修理
古民家移築は数回経験していましたが、
私がすべて任されるのは初めての事でした。

ましてや古民家移築は新築住宅に適応できない、
昔ながらの技法と大工の経験と知識が必要とされる
匠の技がいるのです。

初めに現場調査をします。

小屋裏に入って梁組や梁の大きさを調べ
床をはがし土台、柱の腐り、寸法を測り
それをもとに図面を書いていきます。

調べてみると色々なことが分かってきます。

電動機械などない時代、
今のように柱の大きさがピッタリそろっていません
柱の間隔も違います。

でも驚いたことに
今も昔も材料のリサイクルがあった様で・・・

多分何処かで使った古材の余りを数か所使用して
材料を粗末に使わず大事に使い廻していたようです。

現場調査の資料をもとに図面を作成していきます。

今の住宅は構造計算をもとに金物等を多く使用して
規格で決まっている長さの材料を当て嵌めているのです。

昔の家はビスや釘と言った金物を使わず
ジョイントを出さず木組で家の体力を持たしていたのです。

昔の技は本当にスゴイですね。

設計が終わっても直ぐには解体できません。

移築なので解体前に残す材料に数千もの名札を付けていきます。
それが無ければ復元する時に取付け位置が解らなくなってしまうのです。

解体作業に必要なのは人力とレッカー
一本ずつ丁寧に外し、使用しない物と区別していきます。

気の遠くなる作業。

解体した部材の表面は真っ黒
でも気が組み合わさった所は生地のままの色を残している
古木なのですが木の匂いがするのです。

こんな時に木の命を感じますね、本当に無垢材はスゴイ。

必要な材料は工場に運び
そのまま使用する物とそうでない材料に分け保管する。

材料の中には腐っている物、余分な穴がある物などがあり
その様な材料は腐っている部分を取り除き
そこに新しい材料をつなぎ元の様に,するのです。

又埋木と言ってその形状に合して穴を埋めて
その他継手の補強など上棟の時作業が
スムーズに進むようにしておきます。

埋木や継手をした所と経年変化で変色した所では色がくっきり違い、
そこには天然素材の植物性油に松煙(松から作った煤)と
ベンガラを調合し既存の色に合わせて塗って拭き取りをします。

やはり古色塗りはペンキと違い深い味わいに仕上がりますよ。

工場で古材以外の材料を墨付けから加工
そして色合わせのための古色塗りまで終えていよいよ建前へと移ります。

今の建前はプレカットが主流で
普通の大きさの家なら一日あれば
屋根まで出来てしまうのですが

古材は素直な木ではないので
癖の強い木(ねじれ・曲がりがある木)になると
一度外すと癖が戻ってしまい
材料を再度取付けるには大変な苦労をします。

屋根が出来上がるまでには相当な時間が掛るのです。

屋根・外部が出来上がり
内部の造作材を取付けると最後の工程の仕上げになります。

壁の仕上げは漆喰にしました
漆喰は湿度を吸収して
乾いている時に湿気を放出するのです。

天井・床はもちろん畳と桧・杉
天然素材だから放出される成分を全身で感じてもらい
住んでいる人が健康で幸せに暮らせるように心掛けました。

木材の凄いですね
何百年経っても変わらない品質
やはり天然素材は侮れません。

またこの古材の組合せには金物を使っていません
昔から伝わってきた伝統的工法で組み上げているのです。

この仕事に携わって改めて思ったことは先人の技術の高さと家を建てる時の思いやり

私もまだまだ経験不足だと思いますが
この貴重な体験をさせてもらい匠へと一歩近づけたかな
また一つ自分の引き出しが増えた思いです。・・・ありがとう。

丹澤建設の家造りは天然素材から放出される成分を
全身で感じてもらい住んでいる人が幸せで暮らせる
そんな家造りをモットーにしています。

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プロフィール

私は静岡市内でNO1工務店を目指している有限会社丹澤建設代表の丹澤光一です。健康住宅・自然素材今流行りのニーズですねそれを自信もって提供できるのは知識と経験を持った丹澤建設です。創業45年の実績、住人が健康で安心して暮らせる家造りを目指しています。

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